電子工作をエンジョイする！
イーフェローズ

ChromiumOSとはGoogleが提供するGoogleChromeOSの開発版。起動時間が30秒程度と非常に軽いツールとしてよく紹介されている。まず、ChromiumOSを活用することによって何が出来るのか？を、まとめてみた。

・USBメモリ１本で出先のPCをMyPCに出来る。
・リビングPCやホテルのロビーなど共用PCにも最適。
・古いPCでもインターネット端末としてYoutubeやGmailなどが使える。

次にその長所短所を下記にまとめてみた。

長所
・37秒で起動。10秒でシャットダウン。※１
・4GB以上のUSBメモリ１本でOSもアプリも使える。
・いろんなPCで使い回しが出来る。
・Flashや日本語入力など細かいユーティリティも使用可。
・シンプルなため動作が軽快。
・フリーで使える。
・インストールも５分程度。

短所
・インターネットに接続していないとログインすら出来ない。
・たまに音が出ない事があったりする。
・USBメモリによってインストールできないことがある。
・USBメモリから起動できないパソコンはそもそも使用できない。
・無線LANでは繋がらない（ドライバの問題？）事が多い？

※１：CoreTM 2 Duoプロセッサー SU9300(1.20GHz)搭載のノートPCでテスト。 37秒のうち15秒程度BIOSが占有しているのでOSの起動時間は実質22秒程度。

近年、某大手PCメーカーやASP提供メーカーからクラウドだの何だのとニュースされているが、このシステムは何年も前から存在し、筆者も使い込んできた。ただちょっとしたバグがあったりと、さほど出番はないかとも思っていた。しかし安定して利用できるバージョンがリリースされ、古いPCを活用できるこのChromiumOSを利用すれば、リサイクルや省エネにも貢献できると考えた。

関連リンク

Chromium OS builds by Hexxeh

ChromiumOS Vanilla Nightly Builds

他のサイトでも紹介されているが実際、起動できなかったり致命的なバグのあるバージョンだったりと意外と活用できる情報がまとまっていないため、以下に必要なファイルだけをまとめてみた。必要なものはこの３つのファイルとWindowsが稼働するPC、4GB以上のUSBメモリ、Googleアカウントだけ。

３つのファイルをダウンロードしたら各ファイルを解凍して使えるようにする。イメージファイルは解凍後2GB程度あるのでディスクの空き容量と意外とかかる解凍時間に気をつけたほうが良い。
準備が出来ればUSBメモリをパソコンに挿してWin32DiskImagerを使ってChromiumOSのイメージを書き込む。ここで注意したいのはWin32DiskImagerが日本語パスに対応していないようでCドライブのローカルなどに一時的に置き、そこから書き込む必要がある。
書き込んだ後、BIOSでUSBメモリから起動するように設定。インターネットに接続できるLANケーブルを接続し、起動したら初期設定として使用する言語、キーボードが聞かれるので選択する。あとはGoogleアカウントでログインしたら使用できる。
YoutubeやGmail、カレンダー、ドキュメントなどGoogleが提供するサービスはもちろん様々なネット上のサービスが利用できる。

最後に、イメージファイルを書き込んだUSBメモリはWindowsからは認識できない上にフォーマットしなおしても正しい容量が認識できない。そこで、下記のUSBメモリのフォーマットツールを利用することで元に戻る。

�Żҹ���Υ�����TOP
����¾����ƥ�Ĥ��碌�Ƥ����Ѥ���������