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  番外編 BigShot(レトロゲーム)を修理してみました  
  〜ある日修理できませんか?と持ち込まれました〜  
     
  ■□BigShotとは?□■  
 

高砂電器産業のビッグショット。人によっては非常に懐かしい超レアなゲーム機で、100円を入れて遊ぶゲーム機です。この機械は100円に設定されていましたが、物によっては10円だったりすると思います。コインを判別する部分は取り替え可能になっておりましたので・・・。

今尚健在なゲームセンターにある競馬ゲームの発端?ともいうべきゲーム機で賭けたいビット数だけコインを投入し、枠のボタンを押します。スタートボタンを押して外れればそのまま終了し、当たればあたった枚数のコインが出てきます。
その当たり枚数が10枚とか15枚とか出てくるので、子供にとってなけなしの小遣いで当たった日には間違いなくギャンブル中毒にはまるでしょう。

 


 
     
  ■□故障内容□■  
 

持ち込まれた際には遊技可能ですが、ランプが消えて点かない、又は暗いという問題がありました。症状的には1ブロック丸ごとだったので初見では単純にランプが切れているのではなく、断線によるものと推定いたしました。

早速開けれる箇所を開けて点検してみました。右の写真は表示パネルの裏側ですが、結束している箇所を解き、断線していないか?問題の線はどのように接続されているのかを手繰っていきました。この部分に関してはおそらくは30年以上経過しているにもかかわらず問題ありませんでした。
しかし点くべきランプの配線には通電しておらず、下から来る配線のどこかで断線しているような感じです。

 

 

 

 

次に正面下側の扉を開け点検してみることにしてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

問題の線を手繰っていくとどうやらこの基板(右側写真)の上側につながっているようです。基板を外し(非常に硬かったです)ついでに端子部を接点復活材などで磨きました。するとやはり断線している線を見つけました。ちょうどランプが消えている問題の線(青の線)でした。

断線している線を再度はんだし、接続してみましたが復活できず・・・。

この基板周辺の配線も点検してみましたが他に断線は見られませんでした。余計に壊してしまうという恐れもあってこれ以上手を加える勇気はありませんでした。

とりあえずは遊べるのでここら辺であきらめることとしました。

 

 

 

 
  ■□故障原因□■  
 

修理は断念してしまったので推測でしかありませんが、断線によって使用していたため、ランプに対しての接触不良が頻繁にトランジスタへの過電流(突入電流)を招き、トランジスタ(基板左上のどれか)が焼けたものと思われます。

基板を外した状態で電源を入れてオシロスコープで動きが見れれば修理は出来そうな気はしますがそれには相当な労力が必要であきらめてしまいました。

また、基板を外してわかったのですが、基板の裏側は湿気がひどい?のが原因でしょうか?ほぼ全面のレジストが浮いていてすごいことになっていました。コレが原因?では無いと思います。

 
     
  ■□最後に□■  
  さて、昔懐かしいレトロゲーム機の修理に挑戦してみましたが、残念ながら完治は出来ませんでした。が、修理してみたくてインターネットで検索している方へ少しでも貢献できればと公開してみました。
また、この記事を見て問い合わせしてみようと考えるのは結構ですが、あまり期待できませんのであしからず・・・。
 
     
     
   

 

 

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