入門編2 コネクタを使用した配線 〜圧着作業〜

 

■□圧着について□■

圧着と聞けば電気工事で行う作業を思い浮かべる方も多いでしょう。工業系の学校に進学すれば少しは習う内容のためと思われます。それに対し、電子工作で使用するような細かな圧着はなかなか習う事がない・・・。電子工作の圧着作業は、配線の接続でコネクタを使用する場合によくおこないます。 電線と圧着端子(コンタクトピン)を圧着して、コネクタにつなげるようにするためです。
この細かな圧着ができれば、基盤同士の接続や外部機器との接続など、ホビー用途でも意外に出番は多い。その細かな圧着作業の中でも一般的な端子とそのコツを紹介します。

*動画ではAWG28の電線を使用しています。

 

■□コネクタの種類□■

●○QIコネクタ○●

・パソコンのマザーボードなどでも使用されており、もっとも身近なコネクタ。

・ピンヘッダと合わせて使用するため、比較的に安価。

・細かな作業が得意な人でもコンタクトピンの圧着には少々慣れが必要。

→素線部のカシメが足りないとハウジングにしっかりと入らない。強く握りすぎると簡単に曲がってしまうなど、力加減が難しい。

 

●○XHコネクタ○●

・基板にコネクタを付ける場合によく使用される。

・QIコネクタと違ってコネクタに爪がある。

→配線の重みなどによる抜けが軽減できる。

・コンタクトピンの圧着は他の製品と比較して簡単なほう。

・強く握りすぎると千切れてしまう。

・ピッチが2.5mmのため、基板を設計するときに配慮する必要がある。

→2.54mmピッチで設計してしまっても10ピンぐらいなら問題なく使用できるが、それを超えるとちょっと入れにくい。

●○SMコネクタ○●

・配線同士を接続する場合や、パネルにコネクタを取り付ける際に使用します。

・XHコネクタ同様コンタクトピンの圧着は簡単なほう。

●○コネクタからピンを抜く○●

コネクタからピンを抜くときは、やさしく作業しましょう。

力を入れすぎるとコネクタが破損してしまいます。

■□注意&コツ□■

接触不良を起こさないために、しっかりと圧着できているか確認しよう!
・素線部を圧着した後、少し引っ張る。
すぐに抜けてしまったら、やり直します。

 

 

 

キレイに丸くならなかったり、外側に曲がってしまうと失敗!
この状態ではコネクタにしっかり接続できません。

 

 

 

 

圧着位置・電線の太さ・圧着ペンチを確認しよう!

・素線部、被覆部の圧着位置を確認しましょう。

電線の皮むきは2〜3mm程度が一般的ですが圧着端子の圧着位置を確認して決めます。短すぎると、上手く圧着できません。

・圧着端子には使用できる電線の太さが決まっています。

データシート等で調べて合った太さのものを使用しましょう。

 

・圧着ペンチもサイズ別に数個の口があります。合ったサイズの口で圧着しましょう。

ただし、同じサイズの口でも圧着ペンチにより形状が異なります!ペンチが圧着端子に合っていないと失敗することが多くなります。
圧着ペンチを購入するときは注意しましょう。

 

 

 

 

ぴったり合ったサイズで圧着するのが成功のコツです!

 

 

圧着ペンチのサイズの合わせ方

サイズをあわせるときは、大きいサイズから順番にあてがっていくと確実です。あとは何回か試してあわせましょう。

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